幅広い温度域500~1650℃で、高い省エネルギー効果を発揮します。即ち、二酸化炭素の発生を大幅に抑えることができます。
昇温速度が早くなりますので、昇温時にも省エネルギー効果を発揮します。当然、二酸化炭素の発生を大幅に抑えることができます。
水溶性で無臭かつ無公害です。有毒ガスの発生もありません。安心してご利用いただけます。
炉材を保護するので、結果的に炉の寿命が延長されます。また、セラミック・ファイバーの毛羽立ちも防止します。
炉壁全面に塗布することで、輻射率が均一になり、対象物をムラなく焼くことができます。
高い省エネルギー効果と炉の耐用年数から比較しても、大幅なコストダウンが期待できます。
①炉壁の付着物除去炉壁上に付着している不純物をワイヤーブラシ・ワイヤーカップ・ディスクサンダー・ブラストまたは布ペーパー等で吸水しやすいようケレンする。その後、エアブローする。
②炉壁点検と補修炉壁を点検し、クラック・剥離・脱落などは、充分に補修する。
③マスキング作業炉内のバーナー口・センサーなどは、事前にマスキングする。
①原液の入った缶に、撹拌機を入れ、底の固形物が残らない状態まで、充分に撹拌する(希釈は不要)。
②HRCは沈殿が早いので、作業のインターバルが10分を越える場合は、都度撹拌して使用する。
①-1 耐火煉瓦、キャスタブルの場合原則、事前の水の噴霧は不要(但し、カサ比重1以上の耐火煉瓦は事前に薄く水を塗布する)。
①-2 セラミックファイバーの場合水の噴霧は不要。
②HRCの塗布塗布量と面積:1缶20kgで12~15㎡(膜厚約1mm)目安で塗布する。スケのないよう万遍なく塗布する。塗布はリシンガン(口径4~6m/m)または、スタッコガンを使用し、エアー圧は4~5kg/c㎡とする。
①塗布後、10時間以上の自然乾燥時間を置く。塗布後、昇温まで10日以上の場合はご相談ください。
②自然乾燥後の昇温時、炉内雰囲気温度を、140~160℃で、3~4時間加熱乾燥する。(以降は通常の昇温で可能)
①足場を炉内(炉内上)に架設する。作業前に炉の下部(炉床)に養生シート、フィルム等で養生する。また、石油化学関連の炉内の加
②熱チューブの表面の汚れを除去する。※施工要領書は各工事ごとに作成します。
炉内壁(鋼板)の表面の汚れを除去する(鉄粉塵で硬化している場合は表面の汚れを除去する。)
①炉内の温度が40℃以下であることを確認する。
②バーナーや温度センサー等HRC(ST)がかかってはいけない箇所は養生し、吹き付けの際、HRC(ST)が除き窓に入らないようにする。(温度センサーは取り外すことがベター)
③HRC(ST)は比重が大きいため、下層に沈殿しやすいので、均一なスラリー状になるまでよく攪拌する。また、作業の中断、遅れ等で時間が経過した場合(約10分~15分)再度攪拌する。
④足場に乗り、スプレーガン(エアスプレー、エアレススプレー両方可)にて、HRC(ST)を塗り残しのないよう確認しながら、上部から下部に塗布する(石油化学関係のチューブは刷毛塗りも可能)。※ゴーグルと防塵マスクを着用のこと。
⑤吹き付けする場合、ガンのノズル口径3~5m/m、エアー圧4~5㎏/㎠で行う。
⑥HRC(ST)の塗布量は90~110g/㎡/回で行う。
⑦塗布終了後、塗り残しがないか確認する。
⑧塗布終了後、バーナー口、温度センサー等の養生を撤去する。
①HRC(ST)の塗布後、1~2時間自然乾燥する。
②自然乾燥後、急激な昇温はHRC(ST)が剥離する可能性がありますので、加熱乾燥中の炉内雰囲気温度には十分注意を払ってください。※HRC(ST)は750℃以上で完全焼結いたします。(750℃以下の場合、接触しない限り剥離は生じません。)
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